4月21日は「番条のお大師さん」 2019年04月18日(木)掲載 お知らせ
環濠集落が残る番条町では、全戸が弘法大師の小さな座像をそれぞれ屋内で祀っています。4月21日の弘法大師のご縁日には、その像を門屋や玄関に祀ります。厨子内扉には八十八の寺名とご詠歌が朱書きされており、集落を一周すれば四国八十八カ所の札所巡りができることになります。
由来書によると、文政13年(1830年)にコレラが流行した際、村人が申し合わせて弘法大師を信仰することになり、四国八十八カ所を巡拝され、お寺で本尊をもらって帰り、信仰し始めたのが始まりだといわれています。
番条のお大師さんは、今後も後世に語り継がれるべき風習だと思います。皆様も是非お越し下さい。
昨年のお大師さんの様子